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ドメインを変更したサイトでGoogle AdSenseの審査に18回落ちてから最終的に通った話

2019-08-31

タイトルの通り、途中でドメインを変更したWebサイトでGoogle AdSenseの審査に18回落ちてから、ようやく通るまでに行ったことを書きます。

Google AdSenseとは

このサイトでは、少し前から広告が表示されるようになりました。広告自体はあまり見たいものではなく邪魔だと思う方は多い(私も含む)と思うので、そこはすみませんとしか言いようがないです。ただ、ブログによる広告収入というのを一度体験してみたかったのです(←若気の至り?)。

実は以前からAmazonアソシエイトなどは入れていたのですが、そもそものアクセス数の低さもあって、収益がゼロの期間が続いていました。しかしネット上の情報だとどうもAdSenseを推すサイトが多かったので、試しに始めてみようかと思いました。審査に通った今、

  • クリックされずとも表示されるだけでわずかながら収益が発生する(数字に表れるのでモチベーションにつながる)
  • 読者に興味がある広告が自動で配信されるためか、クリックされる率が高くなる傾向がある
  • ヘッダ部分に配信用のコードを貼るだけで、とりあえず広告が表示されるため楽(Amazonアソシエイトではその都度リンクを作って埋め込む必要がある)

という利点があることが分かったため、とりあえずアドセンス広告を使ってみるのは良いと思います。

審査に通らない

このAdSense広告を利用するには、Google側の審査に通過する必要があります。審査については公式サイトから申し込むことができ、具体的なやり方については多くの人がブログ等に書いているので検索すれば分かります。多くの人が最低条件として書いている「30記事以上」になった段階で審査を申し込んだところ、不合格となりました。そこから、色々な情報を頼りに以下のようなことを行いました。

  • WP Word Countプラグインを使いながら全記事を1,000字以上になるように書き換える。それが難しい記事については非表示にし、noindexをメタタグに追加
  • お金や転職や健康問題などセンシティブな内容の記事を非表示にし、noindexをメタタグに追加
  • プライバシーポリシーのページを追加→PDF化してそこへのリンクを貼るように変更
  • 問い合わせページの追加
  • CopyContentDetectorを使い他のサイトと内容が似ている記事を修正
  • 各記事につけているカテゴリの統廃合(該当件数が少ないカテゴリを他のものに寄せた)

しかし、何度やっても「コンテンツが複製されている」「コンテンツが存在しない」などと言われて不合格になりました。不合格になった回数は最終的には18回…。もちろん、他の記事からコピペするようなことはしていません。

「コンテンツが複製されているサイト」の解消方法→旧サイトのページに対してURL削除を行う

このサイトのドメインは今は to-the-heights.com ですが、実は以前は別のドメイン名でした。以前のドメインを使い始めてしばらくして、ドメイン名を変えたいと思ったので、中身をまるごと移し替えたのが今のサイトです。旧サイト(以前のドメイン名のサイト)は301コードで今のサイトに転送されるように設定した後、1〜2ヶ月経ってから内容を消したため、旧サイトでは記事を見ることができなくなっています。

しかし、ふと旧サイトのインデックス状況(Googleで「site:<旧サイトのドメイン>」と入力すると分かる)を調べると、旧サイトでも今なお当時の記事が存在するものとしてGoogleの検索は認識していることが分かりました。今のサイトは旧サイトのものを移してきたものなので、当時の記事については旧サイトと今のサイトの2箇所に同じ内容で存在していることになっていたようです。恐らく、これが「複製されている」とみなされていたと思われます。

以前のドメイン時代に掲載されていたURLを、旧サイトの方のGoogle Search ConsoleのURL削除ツールで一時的に削除したあと、再度Google AdSenseの審査に申し込むと、「コンテンツが複製されているサイト」違反がなくなりました!

「コンテンツが存在しない」の解消方法→サイトマップを作り直す

当然ながらコンテンツはすべてのページに存在しており、WP Word Countプラグインでも文字数を調べていたので、コンテンツが存在しないと言われる理由の見当がつきませんでした(余談ですが、WP Word Countでは投稿済みページ更新すると自動で文字数などを計算してくれますが、テーマやメニューを変えるなど大幅な変更を行ったときは、明示的に再計算を行わないと結果にゴミが残ってしまうようです)。しかし、Googleからはコンテンツが存在しない場所が見えているようです。どうしたものか…。

上記の通り、AdSenseに審査を申請するために、文字数が増やせない記事などは非表示にしていました。当時、XMLサイトマップはWordPressのプラグインで自動的に作成するようにしていたのですが、もしかしたら非表示にしている記事もサイトマップに載ってしまっているのではないかと思いました。そこで、XML Sitemaps.comゼロからサイトマップを生成し直して、新しいサイトマップをGoogle Search Console上で読み込ませてから、再度申請を行ったところ、審査が通りました!

おわりに

Googleに審査を依頼するので、当然ですがGoogleから見て基準を満たしているようにする必要があります。今回、ドメインの変更があったため、技術的な理由で不備が出てしまっていたものだと思います。あまり無いパターンだと思いますが、記事のリライトなどよくある手段をやり尽くしても審査が通らない場合の参考になればと思います。

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