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古いMacBook AirをApple Trade Inで下取りに出してみた

2020-04-29

以前からMacBook Airを使っていましたが、数年ぶりにMacBook Airの最新モデル(2020年モデル)を買いました。その際にApple Trade Inに下取りに出してみました。

Apple Trade Inとは

Apple製品をアップルストアやAppleのオンラインサイトで購入するときに選択可能な下取りオプションのことです。

Appleのオンラインサイトで実際に新しい製品を購入しようとすれば、選択肢として下取りオプションが出てくるので、見たことがある方もいるのではないでしょうか?他の下取り業者と異なり、下取りに出す製品のシリアルナンバーといくつかの簡単な質問に答えるだけで下取り予定額がその場で出てくるので便利です。

実際に古いMacBook Airを下取りに出してみた

ちょうど最新モデルをオンラインで購入したので、以前から使っていた古いMacBook Airを下取りに出してみました。

私の場合は、最新モデルを購入した際にメモリを増設したこと、最新モデルが発売されてあまり日数が経っていないことなどから、発送まで時間がかかっていました。注文してから2週間後に「お客様の下取りプロセスは進行中です。」というメールが届き、メール内のリンクから生年月日と職業を入力するように書かれていました(法律により情報収集が必要とのこと)。

追加情報を入力してしばらくすると、新しいMacBook Airとは別の便で、下取り用キットが届きました。中身は、下取り時のマニュアル、申し込み内容確認書のほか、緩衝材なども入っていました。

返送用の緩衝材や伝票が送られてくる。この箱自体も使うので捨てないように!

新しいMacBook Airが届いた後、必要なデータを退避して、iCloudからのサインアウトやハードドライブの消去+OSの再インストールを行い、指定された宅配業者に集荷を依頼して下取り完了です。着払い用伝票も付いているので、伝票を別途手配する必要はありません。

宅配業者に荷物を取りに来てもらった4日後に、下取りが完了したとのメールが届き、下取り金額も書かれていました。しばらくすると、オンラインストアでの購入に使ったクレジットカードに返金されるようです。下取りプロセスには2〜3週間程度かかる書かれていたのでもっと時間がかかるのかと思っていましたが、思ったよりは早く進むようです。

Apple Trade Inで下取りに出す際の注意点

基本的には下取りキットに添付されていたマニュアルに従えば簡単に下取りできますが、いくつか注意点があります。

下取り用キットの発送前に個人情報の入力が必要

下取り業者は法律により個人情報の収集が必要なため、職業と生年月日(おそらく、Appleのオンラインストアで入力した情報には含まれていないが、法律上収集が必要な情報)の入力が求められます。これは下取り用キットの発送前に入力が必要なので、入力が必要な旨のメールが届いたら忘れずに入力しましょう。

下取り用キットの箱と緩衝材を捨ててはならない

下取り用キットが送られてきたときの箱そのものや、中の緩衝材も、下取り用キットの一部です。これらは下取りに出すApple製品を送るのに使います。箱や緩衝材を捨てないようにしましょう。

iCloudからのサインアウト等が必要

一応、データは業者側でも消してくれるようですが、マニュアルに従えば自分でデータを消去する必要があります。データを削除する前にiCloudからのサインアウト等が必要です。単に消せば良いというだけではないので、必ずマニュアルを見ながら進めるようにしてください。

macOSの再インストールが必要。その際に高速インターネット接続が必要。

マニュアルの手順を進めると、ハードドライブの消去とmacOSの再インストールが求められます。

このmacOS再インストールは、通常はインターネット経由で直接OSをダウンロードすることで行います。そのため、ダウンロードのためのインターネット接続が必要です。当然のことながらOSのファイルのサイズは大きく、数GBを消費するので、高速な回線が必要です。特に、スマホのテザリングやWiFiルータなどを使用してインターネットに接続している場合は、パケットの使用量の上限を超えてしまう可能性があるため、容量の上限に制限がある場合は、何とかして制限を増やすなりしてください。

macOSの再インストールができない場合、下取り価格に大きな悪影響が出る可能性がある(下取り価格算出用の質問事項に「正常に動作するか」という選択肢があるが、これを「いいえ」にしたら下取り価格が0円になるケースがありました)ので、多少時間をかけてでもOSの再インストールを行った方が良いでしょう。

14日以内の平日に到着する必要がある

見積もりは14日間有効なので、下取り用キットが送付されてから有効期限内に送り返す必要があります。

ここで、土日祝日は着荷受付をしていないため、その前日までに下取り業者に荷物が届くようにする必要があります。下取り用キットを受け取るまでの日数(1〜2日?)と、下取り用キットの集荷を依頼してから実際に集荷されて下取り業者に届くまでの日数(2〜3日?)を考えると、実はあまり余裕がありません。

さらに、見積もり有効期限がゴールデンウィークなどの大型連休に重なると、それより前に届くようにするために、さらに余裕がなくなります。下取り用キットが届いたら、可能な限り早く集荷を依頼するようにしましょう。

終わりに

新しいMacBook Airを買った関係で、古いマシンをApple Trade Inに下取りに出しました。他の専門業者の方が下取り額が高くなるかもしれませんが、Appleのオンラインサイトで購入する流れで下取りを依頼できるので、楽ではあります。

とにかく楽に下取りを依頼したい場合は、試してみてはいかがでしょうか。

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