仕事量があまりにも多すぎて潰れそうな人は一定数いるかと思います。季節的な要因で一時的に多いだけならまだしも、そのような生活を長期間続けていると、心身を病んでしまうかもしれません。
本当に病みそうならば、そうなる前に転職するのが1つの手ですが、それができないから困っているという方も多いと思います。その場所の対処法について記します。
目次
なぜあなたに仕事が回ってくるのか
仕事量が多すぎる場合、なぜ自分の仕事量が多いかを考えてみましょう。
相対的に仕事ができるから頼まれている場合
周りの人よりもあなたが仕事がデキる場合や、あなたでないとその仕事ができない場合(資格的な理由)は、比較的強気の交渉ができると思います。
あなたでしかできない仕事以外を、全力で他の人に振りましょう。「他の人でもできる仕事に時間が割かれていて、やるべき仕事に十分な時間が取れないのです!」などと言えば、話が分かる上司なら仕事の割り当てを変えるはずです。
そのように言うのが難しければ、誰が仕事をするかについて、その都度上司と相談しましょう。きっと上記のような判断をしてくれるはずです。
誰でもできる仕事を理由なく押し付けられている場合
誰でもできる仕事(雑用と言ってもいい)を同僚に投げつけられる場合は、全力で断りましょう。
ここで、小学校の掃除の時間を思い出してみて下さい。遊んでいる子がいる一方で、その子が別の子に掃除を押し付けているという光景を考えてみると…これって単なるいじめに見えませんか?客観的に見ると、それと同じことが職場で起きているように見えます。
意味なく仕事を押し付けてくる人に対して媚びを売るメリットはありません。無理です!嫌です!あなたでもできる仕事ですよね?用事があって残業できないんです!もう帰ります!などと言い続けましょう。屁理屈をまくし立てても構いません。なるべく大きな声で、腹の底から声を出すのがポイントです。突然態度を変えて威圧感を与えるだけでも、仕事を投げつけるのを躊躇する人が出てくるかもしれません。
もっとも、これを強く言える人であれば、普段から押し付けられていないはずです。体調を崩したなどと言って数日間休むと、あなた自身の重要性に気付いてくれるかもしれません。復帰時に嫌味を言われるかもしれませんが、今回の体調不良は仕事量過多によるものなのだと上司に言い張りましょう。
良くも悪くも組織は回る
私がこの仕事をしなかったら同僚に悪い、と思うかもしれません。しかし、あなたが居なくても、良くも悪くも組織は回ります。あまり気にしないようにしましょう。
中長期的には部署移動や転職をするべき
上記のことを行うことで、状況が改善するならまだ良い方の職場です。しかし、
- 部署全体の仕事量が多く、全員が多忙な場合
- 上司が話を分かってくれない
- 上司は話は分かってくれるが、上司に状況を改善するだけの力が無い
というケースも多く、残念ながら実際には改善されない可能性の方が高いかもしれません。
その場合、状況を変えるよりは環境を変えた方が早いです。心身に深刻なダメージが来る前に、部署移動や転職などで脱出しましょう。